川津来宮神社(杉桙別命神社)、樹齢千年以上の大クスの木は圧巻
参拝日
(平成29年2月18日)>参拝日記はこちら
(平成30年2月24日)※この記事
川津来宮神社(杉桙別命神社)
川津来宮神社(かわづきのみやじんじゃ)は別名を杉桙別命神社(すぎほこわけのみことじんじゃ)という静岡県賀茂郡にある延喜式内社です
どちらかというと来宮神社のほうが別名な感じもします
御祭神は杉桙別命で創建は不明ながら古代から鎮座するとのこと
杉桙別命はどのような神様なのかあまりわからなかったのですが、神社に伝わる行事から逸話を知ることができます
「鳥精進酒精進(とりしょうじんさけしょうじん)」
『杉桙別命が酒に酔い、野火に囲まれた時、たくさんの小鳥たちが羽に水を含ませて火を消し、野火から命を守ったという故事』に由来して12月18日から23日まで鳥肉や卵を食べず、酒も飲まない「鳥精進・酒精進」という風習が残っているそうです
アクセスは伊豆急行河津駅から徒歩約12分、境内前に駐車場もあります
ただ、河津桜まつりのシーズンは周辺がかなり込み合うため注意が必要です
御朱印
鳥居左手の社務所にていただきました(300円)
祭りシーズンなどは本殿手前の授与所が開いていますが、御朱印は社務所にて。
川津来宮神社の御朱印
平成29年にいただいたものです
式内社名が杉鉾別命神社、ということなのかな?
境内散策
本殿
大クスの木
その他
大クスの木の左には境内社がいくつかあります
また来宮神社から駅方面に少し歩いたところに所管する姫宮神社があるとのことですが、こちらも「佐々原比咩命神社」とされる式内社になるそうです
参拝日記
(平成30年2月24日)
ここ数年、河津の桜まつりに出かけています
来宮神社は河津桜の原木のところから河津川沿いの桜並木に出るちょうど途中にあり立ち寄る方で結構賑わいます
大クスの木は参道の鳥居のところにもありますが、本殿左奥のものは近くへは寄れないもののものすごい迫力を感じます
12月の神事や近くの姫宮神社へもまたの機会に行ってみたいと思いました
日蓮宗 由緒寺院 本山 本行寺
(参拝日:平成30年2月14日)
池上本門寺のあと、本坊本行寺へ
晴れていたので写真もときれいに撮ることができました
日蓮宗 由緒寺院 本山 長崇山 本行寺
こちらは日蓮聖人が1282年(弘安5年)10月13日に病没した池上宗仲の館跡にあたり、東京都指定旧跡・日蓮上人入滅の旧跡になっている寺院です
創建は1283年(弘安6年)(日蓮聖人御入滅の翌年)でご本尊は一塔両尊四士(塔=「南無妙法蓮華経」と書かれた宝塔 両尊=釈迦如来 四士=上行菩薩、無辺行菩薩、浄行菩薩、安立行菩薩)
札所等ではありませんが、池上三院家の筆頭と池上法縁五本山の一つでもあります
※池上三院家(さんいんげ)=本行寺・理境院・照栄院
※池上法縁五本山=大坊本行寺・真間弘法寺・鎌倉妙本寺・藤沢瀧口寺・龍水山海長寺
アクセスは東急池上線「池上駅」又は都営浅草線「西馬込駅」徒歩10分
お寺のホームページはこちらです
御首題
御首題・御朱印は本堂左手の客殿・庫裏入口にある寺務所窓口にていただきました
300円以上でのお納めとのことです
本行寺の御首題
鶴林之霊場、とあり、鶴林とはなんぞや?(o・ω・)と調べてみたところ、同寺の式場である建物「鶴林殿」のところに解説がありました
「鶴林」とは、お釈迦様の涅槃(ねはん)が、沙羅双樹の森一面に白い花が咲き乱れ、まるで鶴が降りてきたような光景であったことに由来する言葉です。
あと墨移り防止のための挟み紙も、こんな印刷のものをいただきました
御朱印帳
以前ご紹介しましたがオリジナルの御朱印帳があります
(青・赤各2000円)
境内散策
境内はとてもきれいに整備されていて気持ちの良いお寺でした
赤門(山門)
本堂
御臨終の間
日蓮聖人が御入滅された部屋の跡地に建てられたお堂で、堂内には「立正安国論」を講義された際に寄り掛かられた柱が残されています
このお堂は自由に上がることができ、お寄り掛かりの柱にも直接触れることができます
御首題にも書かれている「自鏡満願之祖師」はこのお堂の中央にある「自鏡満願の祖師像」で鏡を見て自ら刻まれたものとのこと
鎌倉時代の鏡ってどんな移り具合だったのかなー?
寺務所
結構新しい建物です
ガチャガチャ(中身はお寺関係)が並んでいるのが結構なカルチャーショックでした(笑
その他
池上本門寺の子院とのことですが、境内はとても広く(そしてきれい)で他にもさまざまなお堂などがあります
特に日蓮聖人御入滅の際に季節外れの花をつけたという「お会式の桜」や身延からの到着翌日に日蓮聖人がその水で墨を擦って御礼状をしたためられたという「御硯井戸」などまた次回ゆっくりと回ってみたいと思います
感想
御臨終の間に自由に入ることができたのはちょっと驚きでした
境内はとてもよく整備されていて、良い天気と合わせてとても気持ちよくお参りすることができました
こちらで御首題をお願いした際、お寺のパンフレットと朗師講スタンプラリーの小冊子をいただきました
いずれこちらにあるお寺を回ってみたいと思います
再び池上本門寺へ、今回は境内をゆっくり回りました
(平成30年2月14日参拝)
前回時間がなくて回れなかった場所をいろいろ回ってきました
※池上本門寺の紹介メイン記事はこちらです
今回も池上駅から本門寺通りを進みます
駅前と参道には名物なのかくずもちのお店が何店かありました
平日のせいか参道は人も少なく静か、途中参道の石碑を見つけました
大石塔が見えるところに来ると改めてお寺高いところにあるんだなぁと思います
石段結構きついですしね(o・ω・)
総門をくぐり「此経難持坂(しきょうなんじざか)」へ
「此経難持」は法華経の第十一章、宝塔品の一節で「この(法華)経はたもち難い経である」という意味から始まる96文字の経文です
寄進した加藤清正公はこの経文にちなんで石段を96段としました
桜の時期には早いですが、石段の脇にはきれいな花が咲いていました
立派な仁王門をこえて大堂へ
再びこちらで御首題をいただきます
前回なかった「如説修行 功徳甚多」の文字
大堂を回り込んで進むと本殿があります
こちらには釈迦牟尼仏坐像をはじめとする諸像やアントニオ猪木がモデルの前仁王像があります
本殿の裏手には日蓮聖人御廟所があります
ここまでくると誰とすれ違うこともなく静かです
本殿の入り口まで戻り、右に折れると車道の向こうに本坊への階段があります
そこを進むと多宝塔があります
ここは日蓮聖人御入滅の際の御荼毘所です
このあと多宝塔の先にある本坊本行寺へと向かいます
日蓮宗 霊跡寺院 大本山 中山法華経寺
(参拝日:平成30年2月14日)
御首題帳を探しに行こう、の記事でいろいろ調べた結果、オリジナルの帳面を置いているという法華経寺へ行くことにしました
法華経寺も霊跡寺院の大本山で日蓮聖人が初めて開かれた寺院です
また江戸三大鬼子母神の一つ中山鬼子母神が本院の奥に祀られていて、安産・子育ての祈願としても有名なのだそうです
こちらのお寺には国宝である日蓮聖人真筆の「観心本尊抄」と「立正安国論」をはじめ多数の文化財が収められています、立正安国論とか日本史で習ったことはありましたが本物がまだ残っているなんて初めて知りました
平日の参拝だったため人も少なくゆっくりと回ることができました
日蓮宗霊跡寺院 大本山 正中山 法華経寺
中山法華経寺は正式名称を正中山 法華経寺といい、千葉県市川市にある日蓮宗の大本山です
文応元年(1260年)創建で、後の天文14年(1545年)若宮法華寺と中山本妙寺を一つの寺院として正中山法華経寺となりました
ご本尊は十界曼荼羅、日蓮聖人霊跡寺院であり、東国花の寺百ヶ寺 千葉3番札所(ソメイヨシノ)でもあります
アクセスはJR下総中山駅徒歩10分、または京成中山駅徒歩5分
境内に駐車場もあり、近隣のコインパークもいくつかありました
公式サイトはこちらです >http://hokekyoji2101.wixsite.com/nakayama
御朱印・御首題
御首題は4つのお堂と奥の院合わせて5ヵ所でいただくことができます
それぞれ御朱印もあるかもしれません、東国花の寺の札所ですのでそちらもあると思いますが私は日蓮宗での御朱印は頂いていませんので詳しいことは聞きませんでした
東国花の寺は別枠でいただくのもありかなーと最近は思っています
御首題については池上本門寺と同じく金額は思し召しで・・ということでした
各お堂では人がいるときであれば御首題をいただけますよと本院の方に教えていただきました
本院の御首題
本院でいただいた御首題です
オリジナルの帳面の最初にいただきました
祖師堂の御首題
国指定重要文化財の祖師堂(大堂)でいただいた御首題です
ぺんてるの筆ペンを硯につけていたのが妙に印象的でした(´・ω・`)
刹堂の御首題
次回の参拝でいただきたいと思います
宇賀神堂の御首題
寺院の守護神とされる宇賀徳正神が祀られています
次回の参拝でいただきたいと思います
奥の院の御首題
次回の参拝でいただきたいと思います
御朱印帳等
本院の受付でいただいた御朱印帳(1,000円)です
絹目の表紙に祖師堂と五重塔がデザインされています
境内散策
総門
JR下総中山駅から緩やかな登りの参道を進むと市川市指定重要文化財の総門が見えてきます
全く関係なく、営業前だったのですが総門の先にあったこちらのお店がとても気になりました
鶏男のとなりにつるされる馬男ヾ(o・ω・)
三門
坂を上り切ると巨大な三門があります
寺標石の金色の南無妙法蓮華経の文字が印象的です
近くには「いちかわ歴史の散歩道」というタイトルのイラスト看板がありました
(クリックで拡大します)
三門をこえると参道は石畳の下り坂になり、支院や土産店が並びます
龍渕橋を超えると正面に五重塔が見えます
祖師堂
最初に見えるのが祖師堂です
こちらは国指定の重要文化財
五重塔・大仏・鐘楼
祖師堂の先に五重塔・大仏・鐘楼があります
鐘楼はあがることはできませんでした
大荒行堂
11月から2月にかけて荒行を行うということです
どんな修行なのだろう・・・
本院
客殿となる本院で、奥には鬼子母神を祀る鬼子母神堂につながっています
聖教殿
本院から少し戻り、立正安国論などがおさめられているという聖教殿へ
全く人がいなくて少し寂しい感じもしました
刹堂
宇賀神堂
法華堂
すぐ前の四足門のところにきれいに花が咲いていました
大日稲荷
稲荷あたりまでくると境内でも少し高い位置にあり五重塔を同じ高さで眺められます
奥の院
本院まで戻り駐車場を抜けると奥の院への案内板があります
住宅街を抜けて10分くらいですが、途中案内石碑もあって迷わずたどり着けます
参拝を終えて
参拝した日はちょうど「中山のひなまつり」直前で、町中で雛飾りの準備中でした
本院でも鬼子母神堂への通路にいくつもの段飾りが飾り付けられているところでした
境内はとても広く、また次の機会にもゆっくり回りたいと思いました
あまりネガティブなことは書かないことにしているのですが、今回は本院→祖師堂で御首題を書いていただいたのですが、祖師堂では書きながらずっと雑談をされていて少し滅入ってしまったことがあり残りのお堂・奥の院のものをいただくのをやめてしまいました
僧職の御親戚の受験する高校はどこも定員割れが多いという知識を得てしまいました (´・ω・`)
また近くに行く際に立ち寄れたらなと、あと次は参道のお茶屋さんでお団子をいただきたいなと思います(笑)
日蓮宗 霊跡寺院 大本山 池上本門寺
境内散策他を更新しました(2018/5/13)
御首題・境内散策他を更新しました(2018/4/25)
(参拝日:平成30年2月4日)>この記事です
(参拝日:平成30年2月14日)>参拝記事はこちら
(参拝日:平成30年4月7日)>参拝記事はこちら
大本山 長栄山 大国院 本門寺(池上本門寺)
長栄山 本門寺(通称池上本門寺)は東京都大田区にある日蓮宗の寺院です
日蓮宗では寺院は祖山、霊跡寺院、由緒寺院、一般寺院に分かれていて、池上本門寺は開祖日蓮聖人の御入滅霊場として.14ある霊跡寺院の1つで、さらにその中の七大本山のうちの1つです
創建は1282年(弘安5年)で、鎌倉時代二度目の蒙古襲来のあったころです
本尊は三宝尊、札所としては日蓮聖人十四霊跡、東国花の寺百ヶ寺東京4番、京浜四大本山があるようです
(日蓮宗の寺院巡りは他の霊場のように第何番のような番号付札所ではないみたい)
電車のほうがなにかと便利そうですが、大堂の裏に駐車場もありました
お寺の公式ホームページはこちらです>池上本門寺ウェブサイト
御首題
ブログでは日蓮宗については基本的に御首題のみいただき紹介する予定です
池上本門寺の御首題
大堂又は総合案内所でいただけます
御朱印代は窓口前に小さな箱があり、お気持ちをという形になっていました
(平成30年2月4日にいただいた御首題)
とても素晴らしい文字なのですが、前述の通り乾かなくて挟んだ紙がくっついてしまうという申し訳ない状態にorz
拡大しないでクダサイ・・
(平成30年2月14日にいただいた御首題)
前回入っていなかった文字があります
如説修行 功徳甚多
池上本門寺春まつり限定の御首題
4月の第一土曜(五重塔まつり)・日曜(花まつり)を合わせて春まつり限定の御首題があります(2018年は4/7~8)
中央の朱印が五重塔になっていて、授与所も特設されます
通常お気持ちでとなっていますがこの特別朱印は500円以上となっています
池上本門寺御会式(おえしき)限定の御首題
10/13の日蓮聖人御命日には御会式限定の言葉が入るそうです
2018年は土曜日ですね・w・
長栄堂
仁王門手前の長栄堂でも御首題がいただけます
日朝堂
仁王門横の日朝堂でも御首題がいただけます、こちらは書置きのみとのことです
東国花の寺百ヶ寺 東京4番の御朱印
主な花は桜、本門寺の桜はソメイヨシノです
この御朱印は差替えのみの授与となります(300円)
境内散策
参道
池上駅からすぐ参道の本門寺通りが見えます
直前に名物くず餅の浅野屋があります
くずもち、という名前ですが、葛粉も餅米もはいっているわけではなく、小麦粉のでんぷんを1年以上発酵させて精製し蒸し上げて作る発酵食品とのこと
以前は参道に「浅野屋」「相模屋」「池田屋」の三店があったようですが、相模屋さんは初めて行ったときすでに廃業されていました
参道の途中に石碑を発見、新しめです
大石塔
本門寺通りを抜けると、遠くにお寺が見えたところで大きな南無妙法蓮華経と刻まれた大石塔が立っています、大迫力です
この7文字の彫りの深さには7升の米が入るとか・・
大石塔を超えると霊山橋があります
総門
霊山橋を越えて、元禄の建立と伝わる総門をくぐります
此経難持坂
加藤清正寄進の96段の此経難持坂を登って振り返ると池上駅方面がいい眺め
「此経難持」は法華経の第十一章、宝塔品の一節で「この(法華)経はたもち難い経である」という意味から始まる96文字の経文です
寄進した加藤清正公はこの経文にちなんで石段を96段としました
仁王門
仁王門の像は2001年に新しく作られたものです
以前の像は現在本殿にあるそうでアントニオ猪木がモデルなんだとか
仁王門の隣には妙に眼力のある小僧さん像が・w・;
長栄堂
日蓮聖人像
日蓮聖人立像は昭和58年に700回忌を記念してつくられたアルミニウム製
日朝堂
手水舎と総合案内所
大堂
五重塔
仁王門から右手に進むと墓域と五重塔があります
関東に現存する五重塔としては最古のもので、慶長13年(1608)の建立
鐘楼堂
手前にある鐘楼は昭和20年の東京大空襲(4月15日、現在の大田区のほぼ全域-羽田、大森、荏原、蒲田などに城南大空襲と呼ばれる大規模な空襲があり、池上本門寺も五重塔などごく一部を除いてほぼ全焼、841名ともいわれる犠牲者が本門寺公園に仮埋葬されたという)で火をかぶり亀裂やゆがみがでたため仮安置されているもので、加藤清正公の娘である瑤林院が、正保4年(1647年)に寄進し正徳4年(1714年)に改鋳されたものとのこと
本殿
旧釈迦堂、釈迦牟尼仏像が祀られています
前の仁王像(アントニオ猪木がモデル)もこちらにあります
日蓮聖人御廟所
多宝塔
こちらは日蓮上人御入滅の際の荼毘所
参拝日記(2018/2/4)
2018年は日蓮宗御首題デビューということで、御首題帳をもって池上本門寺へ参拝しました
御首題帳探しの記事ですでに書いていますが、この御首題帳として用意した帳面がどうにも墨の吸いというか乾きが悪く10日後に新しい帳面をもって再び参拝しています
最初に行ったときは節分直後だったので参道には長い桟敷がまだ設けられていました
寺院での節分はあまり興味がなかったのですが、こちらにはプロレスラーの力道山の墓所がある関係で毎年多くのプロレスラーが豆まきをするそうです
この日は時間がなかったため、本堂と五重塔までを回ることにしました
今回は大堂までしか見られなかったので、時間を見て全体をゆっくり回りたいです
他の宗派と違い、日蓮宗の大本山では周辺地域に支院・末寺が複数あるようで、特に池上本門寺では24ヶ寺からなる朗師講があり、「池上の寺めぐり」として、スタンプラリーも企画されています
もし御首題もいただいたら池上周辺だけで御首題帳片面がいっぱいになる数ですね
この支院・末寺を代表するという「大坊」本行寺や4月の五重塔御開帳などまだまだ回ってみたいところがいっぱいです
伊豆88 第2番 天城山 弘道寺
(参拝日:平成29年12月24日)
第1番から続いて天城湯ヶ島の第2番の弘道寺です
約3kmくらい、車だと5分ほどで着いてしまいます
伊豆八十八ヵ所 第2番 天城山 弘道寺
天城山 弘道寺(あまぎさん こうどうじ)は静岡県伊豆市にある曹洞宗の寺院でご本尊は聖観世音菩薩です
火災により由緒等は焼失しているとのことでご本尊もどういった経緯でこちらに祀られることになったのかわからないとのことでした
創建は天正年間(1573~1593)とのことで、ちょうど織田信長が活躍していた時代ということになります
本堂内には天城七福神・福禄寿尊が祀られています
修善寺から東海バスか車の場合は本堂と敷地に隣接する天城神社の間に広い駐車場があります
また弘道寺は、日米修好通商条約を締結して初代駐日公使となったタウンゼント・ハリスが江戸上京の折宿泊したことでも知られているとのこと
ご本尊の右手の部屋に当時の日記や使われた椅子などが残されていました
御朱印
本堂右手の庫裏にていただきました(300円)
お参りはご自由に本堂へどうぞと案内いただきましたが、来客でお忙しい中ハリスの宿泊した部屋やご本尊の左側にある部屋のお大師様・お不動様のところにも案内していただきました
天気が良ければ、本堂内からハリスの日記にも記されている富士山が望めるとのことです
伊豆88の御朱印
こちらは専用納経帳の白紙に直接揮毫していただいたものです
凄く美しい文字です
境内散策
山門と寺号標、子供たちの遊び場という文字が。
ハリスの宿泊した部屋には亜米理加使節泊の表札やハリスの使用した椅子が残されています
ご本尊の写真もありました
参拝を終えて
第1番 嶺松院も隣に田沢神社がありましたが、こちらも隣に天城神社がありました
伊豆のお寺はなんとなく神社とセットのところが多いのかな?と感じました
今回タウンゼントハリスについて少し調べてみました
有名な黒船で来日したペリーは、国交樹立(開国)のため横浜で日米和親条約を締結します
この時開かれた港が函館と下田です
さらに詳細をつめるため下田の了仙寺で交渉を続け細則を定めた下田条約を締結します
その後次は貿易を・・ということで日米修好通商条約(貿易)締結しにきたのがタウンゼントハリスです
ハリスは1856年下田に入港し、玉泉寺(第40番札所)に日本初の領事館を設けます
江戸城登城を許された際、下田街道(下田~天城峠~箱根峠)を進み、途中で宿泊したのがこの弘道寺で、最終的には東京・元麻布の善福寺に初代アメリカ合衆国公使館を設けました
ちなみに現在の善福寺は浄土真宗の寺院となっています
伊豆88も下田あたりを回るとまたハリスの足跡に触れられるのかもしれません
御朱印情報 ~雛のつるし飾りまつり期間限定、素戔嗚神社の御朱印
静岡県賀茂郡東伊豆町の稲取温泉では平成30年3月31日まで「雛のつるし飾りまつり」が開催されています
町内にある素戔嗚神社では2月22日~3月4日まで境内への階段を使った「素戔嗚神社雛段飾り」の飾り付け(と片付け)を毎日行っていて、この期間限定で御朱印をいただくことができます(通常は無人で御朱印等はないとのことです)
(公式サイト)雛のつるし飾りまつり-2018|稲取温泉こらっしぇ|稲取温泉旅館協同組合公式サイト
御朱印は印刷の書置きのみのようですが、雛段をデザインした印が押されています
東伊豆町では2018年1月~11月まで御朱印さんぽという企画も開催されていて、素戔嗚神社のある伊豆稲取駅周辺だけでも7カ所の寺社で御朱印をいただくことができます
オリジナルデザインの御朱印帳なども販売されていますのでこのタイミングに合わせて回ってみるのもよさそうです
御朱印さんぽ 2018|東伊豆町 観光情報サイト e-izu