伊豆88 第32番 稲取山 善應院
(参拝日:平成30年2月24日)
伊豆八十八ヵ所 第32番 稲取山 善應院
稲取山 善應院(とうしゅざん ぜんのういん)は静岡県賀茂郡東伊豆町稲取にある伊豆八十八ヵ所の第32番札所で、曹洞宗の寺院です
ご本尊は 十一面観世音菩薩、嘉吉年間(1441~1443年)の創建で当初は高野山真言宗の稲昌寺という名称だったそうです
1616(元和2)年曹洞宗改宗の際に善應院と改められました。
入口の案内に「稲取八カ寺めぐり」という看板が出ていましたが、その案内によると野生のリスがでることもあるとか・・
アクセスは伊豆急行伊豆稲取駅から徒歩10分、道路を挟んだ向かい側に駐車場もありますが、高低差のある下側なので少しわかりにくいかも
御朱印
本堂にてご住職に書いていただきました(300円)
伊豆八十八ヵ所の御朱印(十一面観音菩薩)
ご本尊の朱印が中央にあって、南無十一面観音とあります
ご本尊の墨書きに南無がつくのはめずらしいというか、初めていただいたような気がします
境内散策
参拝日記
(平成30年2月24日)
稲取2つ目の伊豆88札所、善応院さんへ
稲取には結構近い距離にお寺がいくつかあって、御朱印の話題ではかやの寺「済広寺」や蛇石の寺「清光院」が良く出てくるようです
今回はどっちもいけなかったけどね!(涙)
清光院さんは善応院さんの隣だったので、階段の壁一面に描かれた蛇の絵だけ写真に収めてきました
さて善応院では道路から少し階段を上がってきれいな梅の花ごしに本堂を見ることができました
2018年は御朱印さんぽイベントが開催されていることもあってか御朱印まちの方が本堂におひとり、私も上がらせていただき御朱印をお願いしました
ご住職がとてもお話しやすい方で、いろいろとお話を伺うことができました
あとから納経をしそびれていたことを思い出しお願いしたところ、わざわざ三宝に載せてご本尊の前にあげてくださいました
やっぱり最近じゃ珍しいみたいで納経についても少しお話を聞くことができました
次に稲取に来れたら八ヶ寺をゆっくり回ってみたいですね
ちなみにこのお寺の向かいにかっぱ食堂というお店があるのですが、稲取のB級グルメ稲取肉チャーハンの発祥のお店らしいです
結構話題になっているのかとっても混んでいました(笑)
伊豆88 第33番 見海山 正定寺 ~天井絵96通りの「寿」が凄い~
(参拝日:平成30年2月24日)
伊豆八十八ヵ所 第33番札所 見海山 来迎院 正定寺
見海山 来迎院 正定寺(けんかいさん らいごういん しょうじょうじ)は静岡県賀茂郡東伊豆町稲取にある浄土宗の寺院です
ご本尊は阿弥陀如来、1181年(養和元年)の創建と伝えられ、伊豆八十八ヵ所の第33番札所です
屋外の黒い大仏さまは、稲取漁港を挟んだ対岸からも見える存在感
また本堂の天井一面にある「寿」の文字は合計96通りのすべて違う書体で描かれたものだそうです
アクセスは伊豆急行線「伊豆稲取駅」から徒歩15分、駐車場もあります
御朱印
本堂右の庫裏にていただきました(300円)
墨書きはできないとのことだったので、専用納経帳の墨書きが印刷されたものにお願いしました
2018年秋まで開催されている御朱印さんぽという東伊豆と河津の御朱印イベントに参加しているお寺ですが、御朱印帳だけできた方はどうなるんだろう?と思いましたが他の方の参拝日記によると墨書き部分を印にしたものを押していただけるようです
伊豆八十八ヵ所の御朱印
境内散策
参拝日記
(平成30年2月24日)
伊豆88の札所巡りも少し間が空いてしまいました
今回伊豆稲取にある2つの札所を回ることができました
こちら正定寺さんでまず気になったのは案内板に「伊豆八十八観音霊場」となっていることなんですが・・・
こちらのお寺は境内に保育園があって普段は賑やかそうな雰囲気です
本堂前に行くとお参りの方はお入りくださいとの張り紙が
仁王像や天井絵に圧倒されつつお参りをして御朱印をいただきました
対応していただいたのは、はじめ奥様かと思いましたが御朱印さんぽイベントのイラストと同じ方のようだったのでご住職だったのかもしれません
天井絵が気になってお話を聞いたところ、天井には96枚の「寿」がそれぞれ別の書体で書かれているそうで、もともと内陣の天井に一つの「寿」の文字があったそうなのですが、過去の津波で流されてしまい、それを再現しようと書家さんが奉納されたのだそうです
大雄山最乗寺の新作御朱印帳~浮彫細工の表紙が渋い
神奈川県南足柄市にある曹洞宗の寺院、大雄山最乗寺で2018年7月末頃から登場した新作御朱印帳です
お寺のFacebookで紹介されているのをみて早速行ってきました
最乗寺の紹介はまたの機会にするとして、酷暑続きの今夏は参道を歩くだけで汗が吹き出します、ほんとヤバイ
というか最乗寺の参道はほぼ階段ですもんね・・・orz
総受付の窓口にいくと、御朱印帳と御朱印帳袋、そして御朱印の見本が並んでいます
こちらが新作の御朱印帳です
表紙には奥の院へ続く階段、裏には天狗の団扇や高下駄などがデザインされています
御朱印帳は12×18㎝のいわゆる大判タイプで御朱印込みで2800円です
最乗寺の御朱印帳は他にも何種類かありますが、大判タイプはこれと木製の表紙の2つのみです
ちなみに大判タイプに使用されている紙はとても質が良く裏写りもほとんどないため前回購入した木製表紙の御朱印帳は両面使い切っています
また通常書いていただける御朱印は本尊の「道了尊」と関東三十六不動の「清瀧不動」の2種類ですが、御朱印帳を購入した場合は最初のページに「道了大薩埵」のものがあらかじめ書き入れられています
その「道了大薩埵」の御朱印がこちらです
御朱印帳については画像でみたときに銀色のかっこいいデザインだなーでもやけに高いなーと思っていましたが、実物を手にしてびっくりこれすべてレリーフ(浮彫細工)加工になっているんです
ちょっと横から撮ってみましたが伝わるでしょうか?
なかなか他ではみられない渋く豪華な御朱印帳でおすすめです!
帰命山 如来寺 養玉院(大井の大仏)
(参拝日:2018年4月7日)
帰命山 養玉院 如来寺
帰命山 養玉院 如来寺 (きみょうざん ようぎょくいん にょらいじ)は東京都品川区にある天台宗の寺院です
創建は1942年(昭和17年) ですが、養玉院と如来寺はもともと別の寺院だったようで、それぞれ平安時代と寛永年間(徳川家光の時世)にさかのぼるようです
ご本尊は釈迦如来、みどころはなんといっても瑞應殿(ずいおうでん)に祀られるは五智如来像(大日如来、薬師如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来)で、大井の大佛(おおいのだいぶつ・・ではなくおおぼとけ)」として知られています
3m近いというその如来像が5体並ぶ様は圧巻です(拝観は9時~16時まで)
荏原七福神の札所でもあり、JR横須賀線西大井駅または都営地下鉄浅草線馬込駅からそれぞれ静かな住宅街を抜けつつ10分ほどで着くことができます
駐車場も境内に10台程度置けるみたいです
お寺のホームページはこちらです
御朱印
山門横から坂を上ってすぐの事務所にていただけます(300円)
御朱印の案内も出ていて、先に御朱印帳を預けてくださいとのことでした
五智如来の御朱印
荏原七福神(布袋尊)御朱印
境内散策
参拝日記
(平成30年4月7日参拝)
ちょっと更新が間に合っていませんorz
境内散策などは写真のみにして全体的に簡単な記事で一度投稿していきます
3月に行ったところもまだ書けていない・・・(7/22)
池上本門寺から西馬込に出て、都営浅草線で一駅・馬込駅から歩きました
駅を出てすぐは国道1号線で車も多いですが、すぐ住宅街に入るととても静かな環境でびっくりです
今回の大井の大佛の如来寺は一年前くらいに薬研堀不動院でスカイツリーが見えることを教えてくれた奥様がこの後まわるんだと教えてくださったところでいつか行きたいと思っていたお寺でした
>関東三十六不動 21番 薬研堀不動院とスカイツリー - 御朱印たび
境内は建物と木々のバランスがとてもよく、あちこちでシャッターを切ってしまいました
御朱印の対応も大変丁寧にしていただきとても気持ちの良いお参りとなりました
七福神の札所ということで、何年かのうちにはお正月にここに来たいなと思いました
そういえば御朱印と一緒に散華をいただいたのですが、五智如来がイラストになってプリントされていました
お寺のホームページでもちょっと見ることができます、かわいいですよ~(笑)
泉岳寺 ~赤穂四十七義士墓所、御朱印帳は忘れずに!~
(参拝日:平成30年4月7日)
萬松山 泉岳寺 曹洞宗江戸三ヶ寺
萬松山 泉岳寺(まんしょうざん せんがくじ)は東京都港区高輪にある曹洞宗の寺院です
ご本尊は釈迦如来、当初は外桜田(そとさくらだ、現在の桜田門周辺、日比谷・霞が関)に慶長17年(1612年)創建。寛永の大火で焼失した後、徳川家光の命により毛利・浅野・朽木・丹羽・水谷の大名により、高輪に再建ました
この関係により浅野家との縁が始まり、現在は赤穂四十七義士の墓所として有名なお寺となっています
曹洞宗江戸三ヶ寺(青松寺・総泉寺・泉岳寺)の一つであり、僧侶の養成機関である泉岳寺学寮は、三学寮の一つとして名を馳せていたそうです
この三学寮は、吉祥寺の旃檀林学寮・青松寺の獅子窟学寮・泉岳寺の学寮で、これらが後に統合して現在の駒澤大学になっています
ちなみに現在でも僧侶を目指して大学で学びながらここで修行をしている方もおられるそうです
開閉門時間は7時から18時(冬期は17:00)となっています
お寺の公式ホームページはこちらです
御朱印
御朱印は本堂右手の寺務所でいただけます
看板も出ているのでわかりやすいです
窓のところに「紙での受付はお断りしております」との貼り紙があり、書置きのものを・・というのはやっていないみたいです
逆パターンは良くありますけどこういうのは初めてですね
御朱印料はお気持ちでとのことでしたので300円おさめました
泉岳寺の御朱印
挟み紙は御朱印の由来と、注意を書いてくださっています
泉岳寺の御朱印帳
最近でたもの?のようですが値段とサイズは確認し忘れました
(サイズは小さめとの情報あり)
境内散策
山門前にあった境内図
中門
地下鉄泉岳寺駅から3分ほど歩くと中門が見えてきます
本来は総門・中門・山門の三門があったそうですが、現在総門はないらしいです
昭和初期に修理されていますが、元は天保7年(1836年)に再建されたもの
大石内蔵助吉雄銅像
山門
中門から山門までの参道には、お土産屋さんや臨時授与所などがありにぎやかではないものの参道らしい光景が広がっていました
山門は天保3年(1832年)に再建されたもので二階部分には十六羅漢を安置、一階部分の天井には銅彫大蟠龍があります
門は通ることができないので龍には気づきませんでした
本堂
山門は真ん中を通れないので左から回り込むと、本堂が見えます
正面入り口に「獅子吼(ししく)」と書かれた扁額があり、これはお釈迦様の説法のことを指しているそうです
けっこう響きがかっこいい
寺務所
寺務所の右側に写経できるテーブルがあります
屋外ですが。
何種類かのお経の用紙がありましたが、それぞれのほんの一文のみをなぞり書きするスタイルのようでした
その他
写真には納めませんでしたが、赤穂義士の墓所をはじめ首洗いの井戸や血染めの梅・石などやはり赤穂義士の討ち入りに関するものも結構ありました
境内の赤穂義士記念館で勉強してからいきたいものです
参拝日記
(平成30年4月7日)
実は歴史好き・・というわけではないので、赤穂浪士の討ち入りなども一般的に知られている範囲でしか知りませんでした
参拝した日はちょうど寺宝公開の最終日で、普段ははいれない本堂内に掛け軸や襖絵などが並べられ一つずつ間近でみることができました
素盞嗚神社 ~伊豆稲取の石段ひな飾り~
(参拝日:平成30年2月24日)>この記事です
素戔嗚神社
素戔嗚神社(すさのおじんじゃ)は静岡県賀茂郡東伊豆町稲取にある神社です
御祭神は素戔嗚命で創建は境内の石碑によると元和3年(1617年)、最近では稲取の雛のつるし飾り祭りの時期に参道の石段を使った段飾りをやっていて話題になっている神社です
アクセスは伊豆稲取駅から徒歩10分、海沿いにある雛の館むかい庵駐車場を利用することもできます
ホームページは静岡県神社庁のページだけで、御祭神と鎮座地以外の情報はありませんでした
御朱印
2018年は段飾りの実施期間のみ、境内で御朱印をいただくことができました
この期間限定、とあるので通常はないのかなと思います
墨書きは印刷ですが、ひな人形の朱印はその場で押してくださっていました (300円)
階段上がって左、と看板にありましたがこの日は石段下で受け付けていました
素戔嗚神社の御朱印
朱印のデザインが鳥居と雛の段飾り、中央の神社名から少しずらして押してくださっているところが心憎い(笑
境内散策
鳥居
海沿いの道路から線路をくぐり急な坂をのぼると一の鳥居
すぐ横に由緒石碑があります、結構新しく見えましたがすでに17年前でした
一の鳥居から二の鳥居までの石段
ひな祭りの時期は圧巻の段飾りです
本殿
木々に囲まれて普段なら落ち着きのあるであろう本殿
二の鳥居から見下ろしてみます
境内社:三峰神社
参拝日記
(平成30年2月24日)
河津の桜まつりに合わせて稲取の雛祭りにも出かけてみました
河津が満開にはまだもう少し、といったところでしたが稲取はまさに満開
こちらのほうが少し早いようでした
素戔嗚神社の段飾りは(屋外なので当然ですが)毎日飾り付けて毎日片づけをするとのこと
2014年から始まり徐々に寄付などで数が増え今年は118段320体で日本一の段数を名乗っています
ちなみに同じく伊豆の伊東市にある佛現寺でも同様の段飾りを行っていて、こちらも2018年の段数は118段(笑)
ただこちらは1000体近いひな人形が飾られるのと階段は途中で曲がっているので見え方は違いそうですね
この二つの段飾りは佛現寺で110段(いとう=110)から始まり2014年に素戔嗚神社が48段、翌2015年に階段をいっぱいに使って117段=日本一としたところ2016年からは佛現寺が118段にして日本一を奪還、2018年は両者118段で並んでいるそうです
神社については由緒などがあまりわからなかったのがちょっと残念
来年は伊東→稲取の順で見てみたいなと思います
ちょうど電車からも雛段が見えるので、飾り付けの時期は電車も徐行してくれるのだとか
池上本門寺春祭り 五重塔特別開帳(2018/4/7~4/8)
(平成30年4月7日参拝)
またしても池上本門寺です
お釈迦様の誕生日、花まつりに合わせて池上本門寺では五重塔の内部を特別に御開帳する春祭り・五重塔祭りが毎年4月の第一土曜日・日曜日に行われます
(2018年は4/7(土)と4/8(日)でした)
御首題も五重塔バージョンの特別なものをいただけるということで行ってまいりました
※池上本門寺の紹介メイン記事はこちらです
参拝したのは4/7(土)
大きなお祭りっぽいし人出がすごいかなと覚悟していきましたが想像ほどではありませんでした
参道もいつもとそんなに変わらないかんじ、さすがに五重塔前は人が多かったです
仁王門に特別開帳の看板
春祭り限定御朱印・御首題は五重塔の前でのみ受けることができ、いつもの総合案内所や大堂内では通常の御朱印・御首題をいただくことができます
せっかくだったので、御朱印帳に東国花の寺の御朱印をいただこうと思ったら本門寺では東国花の寺の御朱印は差替えの書置きのものだけということでした
この日は結構風が強くて、季節を過ぎた桜の木から軸のようなものが降り注いでいました(笑)
五重塔前では塔の歴史や構造など結構面白い話を聞かせていただきました
最後には特別お守りの営業(違)も始まって、その話がまた面白いのが印象に残りました
五重塔前に限定御首題・御朱印の受付とお守り等の取扱いブースが設けられていました
御首題帳を渡してしまうので行列にはならないけど待ち時間は30分くらいでした
そうそう戻った時に大堂前にこぞうくんの着ぐるみが来ていました
一緒に写真とらせてもらいましたよー
何気に着ぐるみのクォリティが高いです、かわいい(笑