御朱印たび

日蓮宗 霊跡寺院 大本山 池上本門寺

境内散策他を更新しました(2018/5/13)

御首題・境内散策他を更新しました(2018/4/25)

 

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(参拝日:平成30年2月4日)>この記事です

(参拝日:平成30年2月14日)>参拝記事はこちら

(参拝日:平成30年4月7日)>参拝記事はこちら 

  

 

大本山 長栄山 大国院 本門寺(池上本門寺

長栄山 本門寺(通称池上本門寺)は東京都大田区にある日蓮宗の寺院です

日蓮宗では寺院は祖山、霊跡寺院由緒寺院、一般寺院に分かれていて、池上本門寺は開祖日蓮聖人の御入滅霊場として.14ある霊跡寺院の1つで、さらにその中の七大本山のうちの1つです

創建は1282年(弘安5年)で、鎌倉時代二度目の蒙古襲来のあったころです

本尊は三宝尊、札所としては日蓮聖人十四霊跡、東国花の寺百ヶ寺東京4番、京浜四大本山があるようです

日蓮宗の寺院巡りは他の霊場のように第何番のような番号付札所ではないみたい)

アクセスは東急池上線池上駅から徒歩10分

電車のほうがなにかと便利そうですが、大堂の裏に駐車場もありました

お寺の公式ホームページはこちらです>池上本門寺ウェブサイト

  

御首題

ブログでは日蓮宗については基本的に御首題のみいただき紹介する予定です

(東国花の寺と七福神の札所の場合は御朱印もあるかも)

 

池上本門寺の御首題

大堂又は総合案内所でいただけます

御朱印代は窓口前に小さな箱があり、お気持ちをという形になっていました

 

(平成30年2月4日にいただいた御首題)

とても素晴らしい文字なのですが、前述の通り乾かなくて挟んだ紙がくっついてしまうという申し訳ない状態にorz

拡大しないでクダサイ・・

 

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(平成30年2月14日にいただいた御首題)

前回入っていなかった文字があります

如説修行 功徳甚多

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池上本門寺春まつり限定の御首題

4月の第一土曜(五重塔まつり)・日曜(花まつり)を合わせて春まつり限定の御首題があります(2018年は4/7~8)

中央の朱印が五重塔になっていて、授与所も特設されます

通常お気持ちでとなっていますがこの特別朱印は500円以上となっています

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池上本門寺御会式(おえしき)限定の御首題

10/13の日蓮聖人御命日には御会式限定の言葉が入るそうです

2018年は土曜日ですね・w・

 

長栄堂

仁王門手前の長栄堂でも御首題がいただけます

 

日朝堂

仁王門横の日朝堂でも御首題がいただけます、こちらは書置きのみとのことです

 

東国花の寺百ヶ寺 東京4番の御朱印

主な花は桜、本門寺の桜はソメイヨシノです

この御朱印は差替えのみの授与となります(300円)

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境内散策

参道

池上駅からすぐ参道の本門寺通りが見えます

直前に名物くず餅の浅野屋があります

くずもち、という名前ですが、葛粉も餅米もはいっているわけではなく、小麦粉のでんぷんを1年以上発酵させて精製し蒸し上げて作る発酵食品とのこと

以前は参道に「浅野屋」「相模屋」「池田屋」の三店があったようですが、相模屋さんは初めて行ったときすでに廃業されていました

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参道の途中に石碑を発見、新しめです

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大石塔

本門寺通りを抜けると、遠くにお寺が見えたところで大きな南無妙法蓮華経と刻まれた大石塔が立っています、大迫力です

この7文字の彫りの深さには7升の米が入るとか・・

大石塔を超えると霊山橋があります

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総門

霊山橋を越えて、元禄の建立と伝わる総門をくぐります

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此経難持坂

加藤清正寄進の96段の此経難持坂を登って振り返ると池上駅方面がいい眺め

「此経難持」は法華経の第十一章、宝塔品の一節で「この(法華)経はたもち難い経である」という意味から始まる96文字の経文です

寄進した加藤清正公はこの経文にちなんで石段を96段としました

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仁王門

仁王門の像は2001年に新しく作られたものです

以前の像は現在本殿にあるそうでアントニオ猪木がモデルなんだとか

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仁王門の隣には妙に眼力のある小僧さん像が・w・;

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長栄堂

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日蓮聖人像 

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日蓮聖人立像は昭和58年に700回忌を記念してつくられたアルミニウム製

 

 日朝堂

 

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手水舎と総合案内所

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大堂

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五重塔

仁王門から右手に進むと墓域と五重塔があります

関東に現存する五重塔としては最古のもので、慶長13年(1608)の建立

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鐘楼堂

手前にある鐘楼は昭和20年の東京大空襲(4月15日、現在の大田区のほぼ全域-羽田、大森、荏原、蒲田などに城南大空襲と呼ばれる大規模な空襲があり、池上本門寺五重塔などごく一部を除いてほぼ全焼、841名ともいわれる犠牲者が本門寺公園に仮埋葬されたという)で火をかぶり亀裂やゆがみがでたため仮安置されているもので、加藤清正公の娘である瑤林院が、正保4年(1647年)に寄進し正徳4年(1714年)に改鋳されたものとのこと

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本殿

旧釈迦堂、釈迦牟尼仏像が祀られています

前の仁王像(アントニオ猪木がモデル)もこちらにあります

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日蓮聖人御廟所

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多宝塔

こちらは日蓮上人御入滅の際の荼毘所

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参拝日記(2018/2/4)

 

2018年は日蓮宗御首題デビューということで、御首題帳をもって池上本門寺へ参拝しました

御首題帳探しの記事ですでに書いていますが、この御首題帳として用意した帳面がどうにも墨の吸いというか乾きが悪く10日後に新しい帳面をもって再び参拝しています

最初に行ったときは節分直後だったので参道には長い桟敷がまだ設けられていました

寺院での節分はあまり興味がなかったのですが、こちらにはプロレスラーの力道山墓所がある関係で毎年多くのプロレスラーが豆まきをするそうです

この日は時間がなかったため、本堂と五重塔までを回ることにしました

今回は大堂までしか見られなかったので、時間を見て全体をゆっくり回りたいです

他の宗派と違い、日蓮宗大本山では周辺地域に支院・末寺が複数あるようで、特に池上本門寺では24ヶ寺からなる朗師講があり、「池上の寺めぐり」として、スタンプラリーも企画されています

もし御首題もいただいたら池上周辺だけで御首題帳片面がいっぱいになる数ですね

この支院・末寺を代表するという「大坊」本行寺や4月の五重塔御開帳などまだまだ回ってみたいところがいっぱいです