泉岳寺 ~赤穂四十七義士墓所、御朱印帳は忘れずに!~
(参拝日:平成30年4月7日)
萬松山 泉岳寺 曹洞宗江戸三ヶ寺
萬松山 泉岳寺(まんしょうざん せんがくじ)は東京都港区高輪にある曹洞宗の寺院です
ご本尊は釈迦如来、当初は外桜田(そとさくらだ、現在の桜田門周辺、日比谷・霞が関)に慶長17年(1612年)創建。寛永の大火で焼失した後、徳川家光の命により毛利・浅野・朽木・丹羽・水谷の大名により、高輪に再建ました
この関係により浅野家との縁が始まり、現在は赤穂四十七義士の墓所として有名なお寺となっています
曹洞宗江戸三ヶ寺(青松寺・総泉寺・泉岳寺)の一つであり、僧侶の養成機関である泉岳寺学寮は、三学寮の一つとして名を馳せていたそうです
この三学寮は、吉祥寺の旃檀林学寮・青松寺の獅子窟学寮・泉岳寺の学寮で、これらが後に統合して現在の駒澤大学になっています
ちなみに現在でも僧侶を目指して大学で学びながらここで修行をしている方もおられるそうです
開閉門時間は7時から18時(冬期は17:00)となっています
お寺の公式ホームページはこちらです
御朱印
御朱印は本堂右手の寺務所でいただけます
看板も出ているのでわかりやすいです
窓のところに「紙での受付はお断りしております」との貼り紙があり、書置きのものを・・というのはやっていないみたいです
逆パターンは良くありますけどこういうのは初めてですね
御朱印料はお気持ちでとのことでしたので300円おさめました
泉岳寺の御朱印
挟み紙は御朱印の由来と、注意を書いてくださっています
泉岳寺の御朱印帳
最近でたもの?のようですが値段とサイズは確認し忘れました
(サイズは小さめとの情報あり)
境内散策
山門前にあった境内図
中門
地下鉄泉岳寺駅から3分ほど歩くと中門が見えてきます
本来は総門・中門・山門の三門があったそうですが、現在総門はないらしいです
昭和初期に修理されていますが、元は天保7年(1836年)に再建されたもの
大石内蔵助吉雄銅像
山門
中門から山門までの参道には、お土産屋さんや臨時授与所などがありにぎやかではないものの参道らしい光景が広がっていました
山門は天保3年(1832年)に再建されたもので二階部分には十六羅漢を安置、一階部分の天井には銅彫大蟠龍があります
門は通ることができないので龍には気づきませんでした
本堂
山門は真ん中を通れないので左から回り込むと、本堂が見えます
正面入り口に「獅子吼(ししく)」と書かれた扁額があり、これはお釈迦様の説法のことを指しているそうです
けっこう響きがかっこいい
寺務所
寺務所の右側に写経できるテーブルがあります
屋外ですが。
何種類かのお経の用紙がありましたが、それぞれのほんの一文のみをなぞり書きするスタイルのようでした
その他
写真には納めませんでしたが、赤穂義士の墓所をはじめ首洗いの井戸や血染めの梅・石などやはり赤穂義士の討ち入りに関するものも結構ありました
境内の赤穂義士記念館で勉強してからいきたいものです
参拝日記
(平成30年4月7日)
実は歴史好き・・というわけではないので、赤穂浪士の討ち入りなども一般的に知られている範囲でしか知りませんでした
参拝した日はちょうど寺宝公開の最終日で、普段ははいれない本堂内に掛け軸や襖絵などが並べられ一つずつ間近でみることができました