日蓮宗 由緒寺院 本山 本行寺
(参拝日:平成30年2月14日)
池上本門寺のあと、本坊本行寺へ
晴れていたので写真もときれいに撮ることができました
日蓮宗 由緒寺院 本山 長崇山 本行寺
こちらは日蓮聖人が1282年(弘安5年)10月13日に病没した池上宗仲の館跡にあたり、東京都指定旧跡・日蓮上人入滅の旧跡になっている寺院です
創建は1283年(弘安6年)(日蓮聖人御入滅の翌年)でご本尊は一塔両尊四士(塔=「南無妙法蓮華経」と書かれた宝塔 両尊=釈迦如来 四士=上行菩薩、無辺行菩薩、浄行菩薩、安立行菩薩)
札所等ではありませんが、池上三院家の筆頭と池上法縁五本山の一つでもあります
※池上三院家(さんいんげ)=本行寺・理境院・照栄院
※池上法縁五本山=大坊本行寺・真間弘法寺・鎌倉妙本寺・藤沢瀧口寺・龍水山海長寺
アクセスは東急池上線「池上駅」又は都営浅草線「西馬込駅」徒歩10分
お寺のホームページはこちらです
御首題
御首題・御朱印は本堂左手の客殿・庫裏入口にある寺務所窓口にていただきました
300円以上でのお納めとのことです
本行寺の御首題
鶴林之霊場、とあり、鶴林とはなんぞや?(o・ω・)と調べてみたところ、同寺の式場である建物「鶴林殿」のところに解説がありました
「鶴林」とは、お釈迦様の涅槃(ねはん)が、沙羅双樹の森一面に白い花が咲き乱れ、まるで鶴が降りてきたような光景であったことに由来する言葉です。
あと墨移り防止のための挟み紙も、こんな印刷のものをいただきました
御朱印帳
以前ご紹介しましたがオリジナルの御朱印帳があります
(青・赤各2000円)
境内散策
境内はとてもきれいに整備されていて気持ちの良いお寺でした
赤門(山門)
本堂
御臨終の間
日蓮聖人が御入滅された部屋の跡地に建てられたお堂で、堂内には「立正安国論」を講義された際に寄り掛かられた柱が残されています
このお堂は自由に上がることができ、お寄り掛かりの柱にも直接触れることができます
御首題にも書かれている「自鏡満願之祖師」はこのお堂の中央にある「自鏡満願の祖師像」で鏡を見て自ら刻まれたものとのこと
鎌倉時代の鏡ってどんな移り具合だったのかなー?
寺務所
結構新しい建物です
ガチャガチャ(中身はお寺関係)が並んでいるのが結構なカルチャーショックでした(笑
その他
池上本門寺の子院とのことですが、境内はとても広く(そしてきれい)で他にもさまざまなお堂などがあります
特に日蓮聖人御入滅の際に季節外れの花をつけたという「お会式の桜」や身延からの到着翌日に日蓮聖人がその水で墨を擦って御礼状をしたためられたという「御硯井戸」などまた次回ゆっくりと回ってみたいと思います
感想
御臨終の間に自由に入ることができたのはちょっと驚きでした
境内はとてもよく整備されていて、良い天気と合わせてとても気持ちよくお参りすることができました
こちらで御首題をお願いした際、お寺のパンフレットと朗師講スタンプラリーの小冊子をいただきました
いずれこちらにあるお寺を回ってみたいと思います