御朱印たび

日蓮宗 霊跡寺院 大本山 中山法華経寺

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(参拝日:平成30年2月14日)

 

御首題帳を探しに行こう、の記事でいろいろ調べた結果、オリジナルの帳面を置いているという法華経寺へ行くことにしました

法華経寺霊跡寺院大本山日蓮聖人が初めて開かれた寺院です

また江戸三大鬼子母神の一つ中山鬼子母神が本院の奥に祀られていて、安産・子育ての祈願としても有名なのだそうです

こちらのお寺には国宝である日蓮聖人真筆の「観心本尊抄」と「立正安国論」をはじめ多数の文化財が収められています、立正安国論とか日本史で習ったことはありましたが本物がまだ残っているなんて初めて知りました

平日の参拝だったため人も少なくゆっくりと回ることができました

 

日蓮宗霊跡寺院 大本山 正中山 法華経寺

中山法華経寺は正式名称を正中山 法華経寺といい、千葉県市川市にある日蓮宗大本山です

文応元年(1260年)創建で、後の14年(1545年若宮法華寺と中山本妙寺を一つの寺院として正中山法華経寺となりました

ご本尊は十界曼荼羅日蓮聖人霊跡寺院であり、東国花の寺百ヶ寺 千葉3番札所(ソメイヨシノ)でもあります

アクセスはJR下総中山駅徒歩10分、または京成中山駅徒歩5分

境内に駐車場もあり、近隣のコインパークもいくつかありました

公式サイトはこちらです >http://hokekyoji2101.wixsite.com/nakayama

 

 

御朱印・御首題

御首題は4つのお堂と奥の院合わせて5ヵ所でいただくことができます

それぞれ御朱印もあるかもしれません、東国花の寺の札所ですのでそちらもあると思いますが私は日蓮宗での御朱印は頂いていませんので詳しいことは聞きませんでした

東国花の寺は別枠でいただくのもありかなーと最近は思っています

御首題については池上本門寺と同じく金額は思し召しで・・ということでした

各お堂では人がいるときであれば御首題をいただけますよと本院の方に教えていただきました

 

本院の御首題

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本院でいただいた御首題です

オリジナルの帳面の最初にいただきました

 

祖師堂の御首題

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国指定重要文化財の祖師堂(大堂)でいただいた御首題です

ぺんてるの筆ペンを硯につけていたのが妙に印象的でした(´・ω・`)

 

刹堂の御首題

鬼子母神十羅刹女・大黒尊天を祀るお堂です

 次回の参拝でいただきたいと思います

 

宇賀神堂の御首題

寺院の守護神とされる宇賀徳正神が祀られています

次回の参拝でいただきたいと思います

  

奥の院の御首題

法華経寺の発祥の地とされる奥の院です

次回の参拝でいただきたいと思います

御朱印帳等

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本院の受付でいただいた御朱印帳(1,000円)です

絹目の表紙に祖師堂と五重塔がデザインされています

 

 

境内散策

 

総門

JR下総中山駅から緩やかな登りの参道を進むと市川市指定重要文化財の総門が見えてきます

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全く関係なく、営業前だったのですが総門の先にあったこちらのお店がとても気になりました

鶏男のとなりにつるされる馬男ヾ(o・ω・)

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三門

坂を上り切ると巨大な三門があります

寺標石の金色の南無妙法蓮華経の文字が印象的です

また山門の右手には立正安国論を説く日蓮聖人像があります

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近くには「いちかわ歴史の散歩道」というタイトルのイラスト看板がありました

(クリックで拡大します)

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三門をこえると参道は石畳の下り坂になり、支院や土産店が並びます

龍渕橋を超えると正面に五重塔が見えます

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祖師堂

最初に見えるのが祖師堂です

こちらは国指定の重要文化財

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五重塔・大仏・鐘楼

祖師堂の先に五重塔・大仏・鐘楼があります

鐘楼はあがることはできませんでした

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大荒行堂

11月から2月にかけて荒行を行うということです

どんな修行なのだろう・・・

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本院

客殿となる本院で、奥には鬼子母神を祀る鬼子母神堂につながっています

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聖教殿

本院から少し戻り、立正安国論などがおさめられているという聖教殿へ

全く人がいなくて少し寂しい感じもしました

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刹堂

 

宇賀神堂

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法華堂

すぐ前の四足門のところにきれいに花が咲いていました

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大日稲荷

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稲荷あたりまでくると境内でも少し高い位置にあり五重塔を同じ高さで眺められます

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奥の院

本院まで戻り駐車場を抜けると奥の院への案内板があります

住宅街を抜けて10分くらいですが、途中案内石碑もあって迷わずたどり着けます

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参拝を終えて

参拝した日はちょうど「中山のひなまつり」直前で、町中で雛飾りの準備中でした

本院でも鬼子母神堂への通路にいくつもの段飾りが飾り付けられているところでした

境内はとても広く、また次の機会にもゆっくり回りたいと思いました

あまりネガティブなことは書かないことにしているのですが、今回は本院→祖師堂で御首題を書いていただいたのですが、祖師堂では書きながらずっと雑談をされていて少し滅入ってしまったことがあり残りのお堂・奥の院のものをいただくのをやめてしまいました

僧職の御親戚の受験する高校はどこも定員割れが多いという知識を得てしまいました (´・ω・`)

 

また近くに行く際に立ち寄れたらなと、あと次は参道のお茶屋さんでお団子をいただきたいなと思います(笑)