久能山東照宮 ~階段ノボルヨ!~
(参拝日:平成27年9月20日)
これまで記事にできていなかった過去に参拝した寺社も少しずつ書いてみようと思います、まずは2015年久能山東照宮は大人になって初めて御朱印をいただいた神社です
友人とドライブの目的地として神社仏閣花見SAetcと適当にまわっていたころ、たまたまこちらに立ち寄った時に社務所で見た御朱印の文字
子供の頃に母親が京都奈良の神社で書いていただいていたり、自分自身も中学生の頃に鶴岡八幡宮で初めていただいたりといった記憶が一気にフラッシュバックして友人を巻き込んでの御朱印デビューとなりました
この日静岡は残暑厳しくも快晴、写真を撮るにも最適な日でしたが当時ブログ記事でまとめるということを考えていなかったため写真は意外と少なかったですorz
久能山東照宮
久能山東照宮は静岡県静岡市駿河区にある徳川家康公を御祭神とする神社です
家康公の御遺言により元和2年(1616年)二代将軍秀忠公により創建されました
参拝した平成27年(2015年)はちょうど御鎮座四百年の節目で特別なお守りなどもありました
もともとの久能山は観音菩薩の霊場とされ、観音信仰の聖地だったそうです
『久能寺縁起』によると、推古天皇の御代(7世紀頃)秦氏の久能忠仁が初めて山を開き一寺を建て、観音菩薩の像を安置し補陀落山久能寺と称したことに始まるとのことで、久能山の名前もここからついたそうです
久能山へは、日本平からのロープウェイか、久能山下(海岸沿い)からの徒歩で向かうことができます
今回は久能山下から頑張るルートをなぜか選ぶことになりました
アクセスなど詳細は神社の公式サイトから確認できます
御朱印
御朱印は拝観入口のところにある社務所にていただけます(初穂料300円)
先に御朱印帳を預けて、参拝後に受け取ることもできます
久能山東照宮の御朱印
オリジナル御朱印帳
画像は公式サイトより
久能山下の国道150号線はいちごラインとも呼ばれ、石垣イチゴのいちご狩り農園がたくさんあることもあってか石鳥居の横にはイチゴが刺繍されています
そういえばずいぶん前にここのいちご狩り来た記憶があるなぁ
若い女性にも好評!というのをみて、えっ御朱印帳にいちごの絵なんてあったっけ・・と改めて御朱印帳を開いたのは内緒です・・・(全然気づいていなかった)
御朱印帳は11×16㎝の小さいサイズで1500円、御朱印込みで1800円でした
境内散策
たぶん普通に参拝するのは日本平からのロープウェイだと思いますが、今回は久能山下から噂の1159段の石段を登ります!
うん。
普通に高いんじゃないかな!?
ちなみに久能山下でも鳥居の前に並ぶお土産屋さんと併設の駐車場は高いです
いちご狩りシーズン以外であれば少し離れたところに無人有料駐車場があったりするのでぜひ確認を
階段下の石鳥居
石鳥居の手前にはお土産屋さんがありました
表参道の石段をひたすら登ります
夏に上るものじゃないですね・・
ただ、だんだんと眺めがよくなってきて一ノ門あたりでみる駿河湾はとてもきれいでした
石段を登り切ると一ノ門です
ここからの駿河湾の眺めは素晴らしいです、ぜひ晴れた日にみてほしいです
一ノ門を越えると社務所が見えてきます
社務所を左に進むとロープウェイ乗り場、正面楼門・社殿・本殿・神廟へは受付で拝観料500円(博物館とセットで800円)が必要です
楼門以降の建造物はほとんどが国宝や重要文化財指定になっているもので一見の価値あり、と思いました
そんな価値あり、な場所の写真がほとんどないっていったい・・・orz
こちらは本殿横を抜けて神廟へ向かう途中・・・の記憶があります
神廟
家康公は元和2年(1616)に死去したのち久能山の廟所へ埋葬され、翌元和3年(1617)日光の奥の院に安置たとされています
神廟から戻ると、なぜか武者頑駄無の奉納品がw
行きは気づきませんでしたが、入場口の裏側に三つ葉葵の鉢がありました
家康公の手形
重ねてみましたが、結構小さいなという印象でした
参拝を終えて
家康公こと東照大権現を祀る東照宮は各地にありますが、やはり3大東照宮というのもあります
日本の三大●●はたいてい2つは確定、残りの1つが複数候補有りというのが多いです
最後の候補として
・世良田東照宮(群馬県)
・仙波東照宮(埼玉県)
・滝山東照宮(愛知県)
・鳳来山東照宮(愛知県)
があげられるとのこと
都内に上野東照宮・芝東照宮もありますが、こちらは日光・久能山とあわせて四大東照宮と呼ばれているそうです
ちなみに仙波東照宮は関東三十六不動巡礼の途中で参拝しています
久能山から日光へ改葬される際に途中の川越喜多院にて天海僧正により法要が営まれたのが由来だとか
とりあえず日光は小学校の修学旅行で行って以来ですが、一度言っておきたいところです