日蓮宗 霊跡寺院 大本山 池上本門寺
境内散策他を更新しました(2018/5/13)
御首題・境内散策他を更新しました(2018/4/25)
(参拝日:平成30年2月4日)>この記事です
(参拝日:平成30年2月14日)>参拝記事はこちら
(参拝日:平成30年4月7日)>参拝記事はこちら
大本山 長栄山 大国院 本門寺(池上本門寺)
長栄山 本門寺(通称池上本門寺)は東京都大田区にある日蓮宗の寺院です
日蓮宗では寺院は祖山、霊跡寺院、由緒寺院、一般寺院に分かれていて、池上本門寺は開祖日蓮聖人の御入滅霊場として.14ある霊跡寺院の1つで、さらにその中の七大本山のうちの1つです
創建は1282年(弘安5年)で、鎌倉時代二度目の蒙古襲来のあったころです
本尊は三宝尊、札所としては日蓮聖人十四霊跡、東国花の寺百ヶ寺東京4番、京浜四大本山があるようです
(日蓮宗の寺院巡りは他の霊場のように第何番のような番号付札所ではないみたい)
電車のほうがなにかと便利そうですが、大堂の裏に駐車場もありました
お寺の公式ホームページはこちらです>池上本門寺ウェブサイト
御首題
ブログでは日蓮宗については基本的に御首題のみいただき紹介する予定です
池上本門寺の御首題
大堂又は総合案内所でいただけます
御朱印代は窓口前に小さな箱があり、お気持ちをという形になっていました
(平成30年2月4日にいただいた御首題)
とても素晴らしい文字なのですが、前述の通り乾かなくて挟んだ紙がくっついてしまうという申し訳ない状態にorz
拡大しないでクダサイ・・
(平成30年2月14日にいただいた御首題)
前回入っていなかった文字があります
如説修行 功徳甚多
池上本門寺春まつり限定の御首題
4月の第一土曜(五重塔まつり)・日曜(花まつり)を合わせて春まつり限定の御首題があります(2018年は4/7~8)
中央の朱印が五重塔になっていて、授与所も特設されます
通常お気持ちでとなっていますがこの特別朱印は500円以上となっています
池上本門寺御会式(おえしき)限定の御首題
10/13の日蓮聖人御命日には御会式限定の言葉が入るそうです
2018年は土曜日ですね・w・
長栄堂
仁王門手前の長栄堂でも御首題がいただけます
日朝堂
仁王門横の日朝堂でも御首題がいただけます、こちらは書置きのみとのことです
東国花の寺百ヶ寺 東京4番の御朱印
主な花は桜、本門寺の桜はソメイヨシノです
この御朱印は差替えのみの授与となります(300円)
境内散策
参道
池上駅からすぐ参道の本門寺通りが見えます
直前に名物くず餅の浅野屋があります
くずもち、という名前ですが、葛粉も餅米もはいっているわけではなく、小麦粉のでんぷんを1年以上発酵させて精製し蒸し上げて作る発酵食品とのこと
以前は参道に「浅野屋」「相模屋」「池田屋」の三店があったようですが、相模屋さんは初めて行ったときすでに廃業されていました
参道の途中に石碑を発見、新しめです
大石塔
本門寺通りを抜けると、遠くにお寺が見えたところで大きな南無妙法蓮華経と刻まれた大石塔が立っています、大迫力です
この7文字の彫りの深さには7升の米が入るとか・・
大石塔を超えると霊山橋があります
総門
霊山橋を越えて、元禄の建立と伝わる総門をくぐります
此経難持坂
加藤清正寄進の96段の此経難持坂を登って振り返ると池上駅方面がいい眺め
「此経難持」は法華経の第十一章、宝塔品の一節で「この(法華)経はたもち難い経である」という意味から始まる96文字の経文です
寄進した加藤清正公はこの経文にちなんで石段を96段としました
仁王門
仁王門の像は2001年に新しく作られたものです
以前の像は現在本殿にあるそうでアントニオ猪木がモデルなんだとか
仁王門の隣には妙に眼力のある小僧さん像が・w・;
長栄堂
日蓮聖人像
日蓮聖人立像は昭和58年に700回忌を記念してつくられたアルミニウム製
日朝堂
手水舎と総合案内所
大堂
五重塔
仁王門から右手に進むと墓域と五重塔があります
関東に現存する五重塔としては最古のもので、慶長13年(1608)の建立
鐘楼堂
手前にある鐘楼は昭和20年の東京大空襲(4月15日、現在の大田区のほぼ全域-羽田、大森、荏原、蒲田などに城南大空襲と呼ばれる大規模な空襲があり、池上本門寺も五重塔などごく一部を除いてほぼ全焼、841名ともいわれる犠牲者が本門寺公園に仮埋葬されたという)で火をかぶり亀裂やゆがみがでたため仮安置されているもので、加藤清正公の娘である瑤林院が、正保4年(1647年)に寄進し正徳4年(1714年)に改鋳されたものとのこと
本殿
旧釈迦堂、釈迦牟尼仏像が祀られています
前の仁王像(アントニオ猪木がモデル)もこちらにあります
日蓮聖人御廟所
多宝塔
こちらは日蓮上人御入滅の際の荼毘所
参拝日記(2018/2/4)
2018年は日蓮宗御首題デビューということで、御首題帳をもって池上本門寺へ参拝しました
御首題帳探しの記事ですでに書いていますが、この御首題帳として用意した帳面がどうにも墨の吸いというか乾きが悪く10日後に新しい帳面をもって再び参拝しています
最初に行ったときは節分直後だったので参道には長い桟敷がまだ設けられていました
寺院での節分はあまり興味がなかったのですが、こちらにはプロレスラーの力道山の墓所がある関係で毎年多くのプロレスラーが豆まきをするそうです
この日は時間がなかったため、本堂と五重塔までを回ることにしました
今回は大堂までしか見られなかったので、時間を見て全体をゆっくり回りたいです
他の宗派と違い、日蓮宗の大本山では周辺地域に支院・末寺が複数あるようで、特に池上本門寺では24ヶ寺からなる朗師講があり、「池上の寺めぐり」として、スタンプラリーも企画されています
もし御首題もいただいたら池上周辺だけで御首題帳片面がいっぱいになる数ですね
この支院・末寺を代表するという「大坊」本行寺や4月の五重塔御開帳などまだまだ回ってみたいところがいっぱいです
伊豆88 第2番 天城山 弘道寺
(参拝日:平成29年12月24日)
第1番から続いて天城湯ヶ島の第2番の弘道寺です
約3kmくらい、車だと5分ほどで着いてしまいます
伊豆八十八ヵ所 第2番 天城山 弘道寺
天城山 弘道寺(あまぎさん こうどうじ)は静岡県伊豆市にある曹洞宗の寺院でご本尊は聖観世音菩薩です
火災により由緒等は焼失しているとのことでご本尊もどういった経緯でこちらに祀られることになったのかわからないとのことでした
創建は天正年間(1573~1593)とのことで、ちょうど織田信長が活躍していた時代ということになります
本堂内には天城七福神・福禄寿尊が祀られています
修善寺から東海バスか車の場合は本堂と敷地に隣接する天城神社の間に広い駐車場があります
また弘道寺は、日米修好通商条約を締結して初代駐日公使となったタウンゼント・ハリスが江戸上京の折宿泊したことでも知られているとのこと
ご本尊の右手の部屋に当時の日記や使われた椅子などが残されていました
御朱印
本堂右手の庫裏にていただきました(300円)
お参りはご自由に本堂へどうぞと案内いただきましたが、来客でお忙しい中ハリスの宿泊した部屋やご本尊の左側にある部屋のお大師様・お不動様のところにも案内していただきました
天気が良ければ、本堂内からハリスの日記にも記されている富士山が望めるとのことです
伊豆88の御朱印
こちらは専用納経帳の白紙に直接揮毫していただいたものです
凄く美しい文字です
境内散策
山門と寺号標、子供たちの遊び場という文字が。
ハリスの宿泊した部屋には亜米理加使節泊の表札やハリスの使用した椅子が残されています
ご本尊の写真もありました
参拝を終えて
第1番 嶺松院も隣に田沢神社がありましたが、こちらも隣に天城神社がありました
伊豆のお寺はなんとなく神社とセットのところが多いのかな?と感じました
今回タウンゼントハリスについて少し調べてみました
有名な黒船で来日したペリーは、国交樹立(開国)のため横浜で日米和親条約を締結します
この時開かれた港が函館と下田です
さらに詳細をつめるため下田の了仙寺で交渉を続け細則を定めた下田条約を締結します
その後次は貿易を・・ということで日米修好通商条約(貿易)締結しにきたのがタウンゼントハリスです
ハリスは1856年下田に入港し、玉泉寺(第40番札所)に日本初の領事館を設けます
江戸城登城を許された際、下田街道(下田~天城峠~箱根峠)を進み、途中で宿泊したのがこの弘道寺で、最終的には東京・元麻布の善福寺に初代アメリカ合衆国公使館を設けました
ちなみに現在の善福寺は浄土真宗の寺院となっています
伊豆88も下田あたりを回るとまたハリスの足跡に触れられるのかもしれません
御朱印情報 ~雛のつるし飾りまつり期間限定、素戔嗚神社の御朱印
静岡県賀茂郡東伊豆町の稲取温泉では平成30年3月31日まで「雛のつるし飾りまつり」が開催されています
町内にある素戔嗚神社では2月22日~3月4日まで境内への階段を使った「素戔嗚神社雛段飾り」の飾り付け(と片付け)を毎日行っていて、この期間限定で御朱印をいただくことができます(通常は無人で御朱印等はないとのことです)
(公式サイト)雛のつるし飾りまつり-2018|稲取温泉こらっしぇ|稲取温泉旅館協同組合公式サイト
御朱印は印刷の書置きのみのようですが、雛段をデザインした印が押されています
東伊豆町では2018年1月~11月まで御朱印さんぽという企画も開催されていて、素戔嗚神社のある伊豆稲取駅周辺だけでも7カ所の寺社で御朱印をいただくことができます
オリジナルデザインの御朱印帳なども販売されていますのでこのタイミングに合わせて回ってみるのもよさそうです
御朱印さんぽ 2018|東伊豆町 観光情報サイト e-izu
伊豆88 第1番 観富山 嶺松院
(参拝日:平成29年12月24日)
良く晴れたクリスマスイブの12/24(笑)伊豆半島天城地方にある伊豆八十八ヵ所霊場の第1番、第2番の札所に行ってきました
浄蓮の滝の少し手前の場所になります
伊豆八十八ヵ所 第1番 観富山 嶺松院
観富山 嶺松院(かんぷざん れいしょういん)は曹洞宗の寺院で伊豆八十八ヵ所霊場の発願寺・第1番札所、開創は 延暦年間(782~806)でご本尊は聖観世音菩薩です
車の場合は門前にとめるスペースがあります
現在無住となっているため、外からの参拝しかできない状態で納経等は次の第2番弘道寺で対応していただくことになります
御朱印
第2番札所弘道寺にていただきました(300円)
弘道寺のご住職によると、嶺松院は兼務ではなくあくまで代行なので書き入れはできず押印のみの対応となるとのことでした
専用納経帳がないと対応ができないことになると思いますのでご注意を
境内散策
修善寺方面からいくとカーブの先に嶺松院があります
手前には田沢神社、門柱には第一番札所の文字も見えます
境内は無住とは思えないほどきれいに整備されていました
御由緒
御詠歌の石碑、結構あたらしい?
伊豆88の御詠歌とは違うようです
参拝を終えて
一番札所とのことでしたが、無住で納札箱もなくちょっと寂しいスタートでした
ただ、境内はとてもきれいで植木も整備されておりとても気持ちよく参拝できました
今回は行きませんでしたが、本堂右手に階段があり天城七福神・弁財天を祀る奥の院があるようです
下から見る限り結構な坂というか山というか・・・?
代行納経所の弘道寺ご住職によると嶺松院のご住職は体調を崩されていらっしゃるとのこと、早くお元気になられますようお祈りしております
伊豆八十八ヵ所霊場
伊豆八十八ヵ所霊場
2018年2月12日作成
2018年 月 日更新
概要
伊豆半島にあるお遍路で、開創は江戸時代ともいわれています
現在の札所は1975年(昭和50)に設立された伊豆観光霊跡振興会により選定されたものとのことで、伊豆半島の北側である熱海・三嶋から南側の下田・南伊豆まで広いエリアにある札番88ヶ寺と別格旧番2ヶ寺の90寺院で構成されています
近年、伊豆霊場振興会(通常巡礼では札所寺院で構成される霊場会が存在するが、伊豆八十八ヵ所霊場については存在しない、振興会は伊豆霊場会の設立を一つの目標としているとのこと)によって御朱印ウォークや各種イベント、ホームページやスマホアプリの提供などもあり注目を集めているようです
地元の観光バスによる巡礼ツアーや、モデルコースのパンフレットなどもあり様々なスタイルでの巡礼ができそうです
半面寺院側の対応はまだまだ追いついているとは言えない状況で、札所1番を始め特に南伊豆エリアは無住・寺役員の方による対応、果ては本堂に印があるから自分で押してね♪というところすらあり、不安である反面今後どう変わっていくのか楽しみな点です
伊豆霊場振興会は修善寺に札所0番という受付窓口を設けており、情報交換・相談ができるほか巡礼用品や専用納経帳なども扱っています
特に専用納経帳は巡礼中留守等で御朱印をいただけなかった場合に、参拝時の写真等あれば事前に押印されたものと引き換えていただけるというシステムになっていてよく考えられているなと思いました
事務局
バスツアー等
札所リスト
※札番のリンクは参拝記へのリンク
札番 | 山号 | 寺院名 | 宗派 | 本尊 | 住所 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 観富山 | 嶺松院 | 曹洞宗 | 聖観世音菩薩 | 伊豆市田沢129 | 代2 |
2 | 天城山 | 弘道寺 | 曹洞宗 | 聖観世音菩薩 | 伊豆市湯ヶ島296 | |
3 | 妙高山 | 最勝院 | 曹洞宗 | 釈迦牟尼仏 | 伊豆市宮上48 | |
4 | 泉首山 | 城富院 | 曹洞宗 | 聖観世音菩薩 | 伊豆市城391 | セルフor永徳寺 |
5 | 吉原山 | 玉洞院 | 曹洞宗 | 十一面観世音菩薩 | 伊豆市牧之郷679 | 横5 中31 |
6 | 大沢山 | 金剛寺 | 高野山真言宗 | 大日如来 | 伊豆市大沢248 | |
7 | 東嶽山 | 泉龍寺 | 曹洞宗 | 聖観世音菩薩 | 伊豆市堀切343 | |
8 | 養伽山 | 益山寺 | 高野山真言宗 | 千手観音菩薩 | 伊豆市堀切山田760 | |
9 | 引接山 | 澄楽寺 | 高野山真言宗 | 不動明王 | 伊豆の国市三福638 | 中27 桂9 |
10 | 長谷山 | 藏春院 | 曹洞宗 | 釈迦牟尼仏 | 伊豆の国市田京949-1 | |
11 | 天與山 | 長源寺 | 曹洞宗 | 釈迦如来 | 伊豆の国市中492-2 | |
12 | 湯谷山 | 長温寺 | 曹洞宗 | 薬師如来 | 伊豆の国市古奈13 | |
13 | 巨徳山 | 北條寺 | 臨済宗(建) | 観世音菩薩 | 伊豆の国市南江間862-1 | 横8 中16 |
14 | 龍泉山 | 慈光院 | 曹洞宗 | 阿弥陀如来 | 伊豆の国市韮山多田937 | 中11 |
15 | 華頂峰 | 高岩院 | 臨済宗(円) | 薬師如来 | 伊豆の国市奈古谷68 | |
16 | 金寶山 | 興聖寺 | 臨済宗(円) | 延命地蔵菩薩 | 田方郡函南町塚本431 | |
17 | 明王山 | 泉福寺 | 高野山真言宗 | 不動明王 | 三島市長伏66 | |
18 | 龍泰山 | 宗徳院 | 曹洞宗 | 地蔵菩薩 | 三島市松本414 | |
19 | 君澤山 | 蓮馨寺 | 浄土宗 | 阿弥陀如来 | 三島市広小路町1-39 | |
20 | 福翁山 | 養徳寺 | 臨済宗(円) | 十一面観世音菩薩 | 田方郡函南町平井1126 | |
21 | 圓通山 | 龍澤寺 | 臨済宗(妙) | 子安観世音菩薩 | 三島市沢地326 | |
22 | 泉龍山 | 宗福寺 | 曹洞宗 | 阿弥陀如来 | 三島市塚原新田69-1 | |
23 | 日金山 | 東光寺 | 真言宗 | 延命地蔵菩薩 | 熱海市伊豆山968 | 代24 |
24 | 走湯山 | 般若院 | 高野山真言宗 | 阿弥陀如来 | 熱海市伊豆山371-1 | |
25 | 護國山 | 興禅寺 | 臨済宗(妙) | 十一面観世音菩薩 | 熱海市桜木町5-8 | |
26 | 根越山 | 長谷寺 | 曹洞宗 | 聖観世音菩薩 | 熱海市網代542 | |
27 | 稲荷山 | 東林寺 | 曹洞宗 | 延命地蔵菩薩 | 伊東市馬場町2-2-19 | |
28 | 伊雄山 | 大江院 | 曹洞宗 | 十一面観世音菩薩 | 伊東市八幡野6-1 | |
29 | 大川山 | 龍豊院 | 曹洞宗 | 釋迦牟尼佛 | 賀茂郡東伊豆町大川278 | |
30 | 金澤山 | 自性院 | 曹洞宗 | 薬師如来 | 賀茂郡東伊豆町奈良本98 | |
31 | 来宮山 | 東泉院 | 曹洞宗 | 聖観世音菩薩 | 賀茂郡東伊豆町白田76 | |
32 | 稲取山 | 善應院 | 曹洞宗 | 十一面観世音菩薩 | 賀茂郡東伊豆町稲取400-2 | |
33 | 見海山 | 正定寺 | 浄土宗 | 阿弥陀如来 | 賀茂郡東伊豆町稲取833-1-1 | |
34 | 千手山 | 三養院 | 曹洞宗 | 釈迦如来 | 賀茂郡河津町川津筏場807-1 | |
35 | 鳳儀山 | 栖足寺 | 臨済宗(建) | 釈迦如来 | 賀茂郡河津町谷津256 | |
36 | 長運山 | 乗安寺 | 日蓮宗 | 十界曼荼羅 | 賀茂郡河津町谷津413 | |
37 | 玉田山 | 地福院 | 曹洞宗 | 大日如来 | 賀茂郡河津町縄地430 | 代38 |
38 | 興國山 | 禅福寺 | 曹洞宗 | 釈迦如来 | 下田市白浜351 | |
39 | 西向山 | 観音寺 | 曹洞宗 | 十一面観世音菩薩 | 下田市須崎615 | 横2122 |
40 | 瑞龍山 | 玉泉寺 | 曹洞宗 | 釈迦如来 | 下田市柿崎31-6 | |
41 | 富巖山 | 海善寺 | 浄土宗 | 阿弥陀如来 | 下田市1-14-18 | |
42 | 大浦山 | 長楽寺 | 高野山真言宗 | 薬師如来 | 下田市3-13-19 | 横23 |
43 | 乳峰山 | 大安寺 | 曹洞宗 | 釈迦如来 | 下田市4-2-1 | |
44 | 湯谷山 | 廣台寺 | 曹洞宗 | 聖観世音菩薩 | 下田市蓮台寺140 | 横19 |
45 | 三壺山 | 向陽院 | 臨済宗(建) | 虚空蔵菩薩 | 下田市河内289 | |
46 | 砥石山 | 米山寺 | 単立 | 薬師如来 | 下田市箕作 | 代寺役or龍巣院 |
47 | 保月山 | 龍門院 | 曹洞宗 | 青面金剛明王 | 下田市相玉38 | 代52 |
48 | 婆娑羅山 | 報本寺 | 臨済宗(建) | 聖観世音菩薩 | 下田市加増野433-1 | |
49 | 神護山 | 太梅寺 | 曹洞宗 | 地蔵菩薩 | 下田市横川342 | |
50 | 古松山 | 玄通寺 | 曹洞宗 | 観世音菩薩 | 賀茂郡南伊豆町一條456 | 代63 |
51 | 青谷山 | 龍雲寺 | 曹洞宗 | 釈迦牟尼如来 | 賀茂郡南伊豆町青市143 | 代54 |
52 | 少林山 | 曹洞院 | 曹洞宗 | 大日如来 | 下田市大賀茂89 | |
53 | 佛谷山 | 寶徳院 | 曹洞宗 | 不動明王 | 下田市吉佐美1667 | |
54 | 浦岳山 | 長谷寺 | 曹洞宗 | 阿弥陀如来 | 下田市田牛156 | |
55 | 飯盛山 | 修福寺 | 曹洞宗 | 薬師如来 | 賀茂郡南伊豆町湊662 | |
56 | 養珠山 | 正善寺 | 曹洞宗 | 大日如来 | 賀茂郡南伊豆町手石165 | 代55 |
57 | 東海山 | 青龍寺 | 臨済宗(建) | 観世音菩薩 | 賀茂郡南伊豆町手石329 | |
58 | 稲荷山 | 正眼寺 | 臨済宗(建) | 観世音菩薩 | 賀茂郡南伊豆町石廊崎18 | |
59 | 瑞雲山 | 海蔵寺 | 臨済宗(建) | 弥勒菩薩 | 賀茂郡南伊豆町入間949 | 横30 |
60 | 龍燈山 | 善福寺 | 高野山真言宗 | 大日如来 | 賀茂郡南伊豆町妻良505 | |
61 | 臥龍山 | 法泉寺 | 曹洞宗 | 大日如来 | 賀茂郡南伊豆町妻良1213 | 代寺役 |
62 | 石屏山 | 法伝寺 | 臨済宗(建) | 聖観世音菩薩 | 賀茂郡南伊豆町二條 | 代58 |
63 | 五峰山 | 保春寺 | 曹洞宗 | 虚空蔵菩薩 | 賀茂郡南伊豆町加納370 | |
64 | 金嶽山 | 慈雲寺 | 曹洞宗 | 釈迦如来 | 賀茂郡南伊豆町下賀茂433 | 横27 |
65 | 田村山 | 最福寺 | 曹洞宗 | 観世音菩薩 | 賀茂郡南伊豆町上賀茂301 | 代53 |
66 | 波次磯山 | 岩殿寺 | 真言宗 | 薬師如来 | 賀茂郡南伊豆町岩殿 | 代寺役 |
67 | 太梅山 | 安楽寺 | 曹洞宗 | 釈迦如来 | 賀茂郡南伊豆町上小野683 | セルフ |
68 | 廬岳山 | 東林寺 | 曹洞宗 | 薬師如来 | 賀茂郡南伊豆町下小野414-1 | 代寺役 |
69 | 塔峰山 | 常石寺 | 曹洞宗 | 薬師如来 | 賀茂郡南伊豆町蛇石80 | |
70 | 医王山 | 金泉寺 | 浄土宗 | 薬師如来 | 賀茂郡南伊豆町子浦901 | 代寺役 |
71 | 翁生山 | 普照寺 | 真言宗 | 聖観世音菩薩 | 賀茂郡南伊豆町伊浜1289-1 | |
72 | 黒崎山 | 禅宗院 | 曹洞宗 | 観世音菩薩 | 賀茂郡松崎町石部74 | |
73 | 霊鷲山 | 常在寺 | 臨済宗(建) | 釈迦如来 | 賀茂郡松崎町岩科南側321 | セルフ代84 |
74 | 嵯峨山 | 永禅寺 | 臨済宗(建) | 釈迦如来 | 賀茂郡松崎町岩科北側1312 | |
75 | 岩科山 | 天然寺 | 浄土宗 | 阿弥陀如来 | 賀茂郡松崎町岩科北側507 | |
76 | 清水山 | 浄泉寺 | 浄土宗 | 阿弥陀如来 | 賀茂郡松崎町松崎43 | |
77 | 文覚山 | 円通寺 | 臨済宗(建) | 聖観世音菩薩 | 賀茂郡松崎町宮内130 | 代78 |
78 | 祥雲山 | 禅海寺 | 臨済宗(建) | 釈迦如来 | 賀茂郡松崎町江奈44 | |
79 | 曹源山 | 建久寺 | 臨済宗(建) | 観世音菩薩 | 賀茂郡松崎町建久寺 | 代寺役 |
80 | 萬法山 | 帰一寺 | 臨済宗(建) | 観世音菩薩 | 賀茂郡松崎町船田39 | |
81 | 富貴野山 | 宝蔵院 | 曹洞宗 | 延命地蔵菩薩 | 賀茂郡西伊豆町大沢里 | 代寺役 |
82 | 大悲山 | 慈眼寺 | 臨済宗(建) | 如意輪観世音菩薩 | 賀茂郡西伊豆町一色 | 代83 |
83 | 照嶺山 | 東福寺 | 臨済宗(建) | 阿弥陀如来 | 賀茂郡西伊豆町中24-2 | |
84 | 正島山 | 法眼寺 | 臨済宗(建) | 聖観世音菩薩 | 賀茂郡西伊豆町仁科860-1 | |
85 | 授宝山 | 大聖寺 | 臨済宗(円) | 不動明王 | 賀茂郡西伊豆町安良里315 | 代龍泉寺 |
86 | 吉祥山 | 安楽寺 | 曹洞宗 | 釈迦如来 | 伊豆市土肥711 | |
87 | 専修山 | 大行寺 | 浄土宗 | 阿弥陀如来 | 沼津市戸田926 | |
88 | 福地山 | 修禅寺 | 曹洞宗 | 大日如来 | 伊豆市修善寺964 | |
別旧8 | 満行山 | 航浦院 | 臨済宗(円) | 薬師瑠璃如来 | 沼津市西浦江梨149 | |
別旧31 | 宝林山 | 称念寺 | 浄土宗 | 阿弥陀如来 | 賀茂郡河津町浜334-1 | |
代:無住寺院等の代行納経所寺院
代寺役:無住寺院等の納経対応は寺院役員が担当しているところ
巡礼記
平成29年2月18日~(巡拝中)
1日目(平成29年(2017)2月18日)
※作成中
2日目(平成29年(2017)6月10日)
※作成中
3日目(平成29年(2017)8月5日)
※作成中
4日目(平成29年(2017)12月24日)
※作成中
出会い
2017年の河津桜まつりで、寺社の情報を探していた時に河津御朱印ウォークというイベントが目に入りました
当時ちょうど関東三十六不動を回り始めた頃でしたが、それまでは御朱印で参拝したのはほとんどが神社で仏教寺院のことはいまいちまだ理解できていませんでした
回る場所がいっぱいあるんだなぁとか1番から無人ていうのもどうなんだろうとかそんなことを考えていた記憶があります(笑
このときは観光会館の中にお遍路の宣伝ブースで納経帳を購入し、河津地域の札所を回りました
2018年、御首題帳を探しにいこう
- 大本山 長栄山 本門寺(池上本門寺)の御首題帳
- 総本山 身延山 久遠寺の御首題帳
- 本山 長谷山 本土寺の御首題帳
- 蓮紹山 瑞光寺の御首題帳
- 大本山 小湊 誕生寺の御朱印帳
- 大本山 千光山 清澄寺の御首題帳
- 日蓮宗新聞社取り扱いの御首題帳
- 大本山 龍華 具足山 妙顯寺の御首題帳
- 本山 大坊 長崇山 本行寺の御朱印帳
- 大本山 正中山 法華経寺の御首題帳
- まとめ
2018年、七福神めぐりの際に初めて日蓮宗のお題目、御首題をいただきました
以前入手していた東京のとある製本会社さんのB6御朱印帳を御首題帳にしよう!と決めていて御首題デビューしたのですが、書いていただいたあとに墨がなかなか乾かないというトラブルが発生・w・;
たまたまかな?と思っていましたが2月になって行った池上本門寺でいただいた御首題も10分待っても乾ききらず、あきらめて半紙を挟んで帰ってみたら見事にくっついてしまうという悲劇が・・・!
立派な揮毫をいただいたのになんてことに・・・!
そんなこともあって、あらためて新しい御首題帳を準備することにしました
最初は池上本門寺で改めて新しい御首題帳をいただこうと思いましたが、こちらの御首題帳はいわゆるオリジナルではなく、無地汎用のものとのことなのです
ならば探そう、御首題帳を・・!
大本山 長栄山 本門寺(池上本門寺)の御首題帳
池上本門寺の御首題帳は、無地の汎用帳面です
色は確認できたもので3色(青・赤・緑)、初めて購入した時には表紙に「御首題帳」の文字と「名前」を揮毫してくださるという話で、実際その御首題帳をもって本門寺で御首題をお願いしている方を見かけました
サイズは11×16、いわゆる神社に多い小さめの蛇腹式です
色は上記の通り3色(青・赤・緑)
価格は未確認
実際に使われている方を見ると、名前までいれていただけてというのはちょっといいなと思いましたが、今回はオリジナル帳面を探したいと思いました
総本山 身延山 久遠寺の御首題帳
日蓮宗総本山である身延山久遠寺には、オリジナルの御首題帳があります
御首題帳とは書かれずに記入できる欄があるタイプですが、ネットで画像をみていると御朱印帳と刻印されたものも見つかります
そちらは五重塔が大きめに見えるので別デザインなのかな
枝垂桜と五重塔デザイン
サイズは11×16、色は桜・緑・赤・青・藍
価格は1000円
また、奥の院である思親閣には、大判サイズの御首題帳があるそうです
こちらは紙の質がとても良いという話をいくつか見かけていて、実は最初に御首題帳として手にしたいと思っていたものです
サイズは12×18の大判タイプ
価格は未確認
久遠寺の御首題帳は欲しいのですが、この季節(2月)に身延へノーマルタイヤで行く勇気があるわけもなく…orz
暖かくなったら頑張っていってこようとおもいます
本山 長谷山 本土寺の御首題帳
次に見つけたのが千葉県松戸市にある、本山 本土寺の御首題帳です
紫陽花寺として有名とのことでオリジナルの御首題帳は3種類ありました
11×16サイズ、紺・紅葉・紫陽花デザイン
値段は未確認
紺のものがかっこいいですね
他にいいのがなかったらここまで行こう・・と思いました
ちなみに本土寺は拝観料がかかります
できれば紫陽花シーズンに行きたいなぁ・・
蓮紹山 瑞光寺の御首題帳
まだまだありました
こちらはイラスト入り御首題で有名らしい牛込柳町の瑞光寺さんです
facebookから画像をお借りします
境内の立派な松と、イラスト御首題にも描かれているお坊さんのイラスト入りで、御首題帳と刻印されています
サイズ・価格とも未確認です
Facebookによると2017年9月に完成した新作御首題帳とのことでした
大本山 小湊 誕生寺の御朱印帳
大きな寺院であればきっとオリジナルが!
ということで、千葉鴨川にある大本山 小湊 誕生寺です
カラフルでなかなかよさそうなのですが、御朱印帳とばっちり刻印あり
11×16サイズ
1000円
大本山 千光山 清澄寺の御首題帳
誕生寺と同じ鴨川にもう一つ大本山があります
日蓮聖人が出家得度および立教開宗した寺とされている清澄寺です
こちらは久遠寺、本門寺、誕生寺と合わせて日蓮宗四霊場と呼ばれているそうです
そんな清澄寺の平成29年から頒布されている御首題帳は2種類
11×16サイズ
各1500円
とてもきれいでかっこいい!
しかし鴨川は・・・とおい!
日蓮宗新聞社取り扱いの御首題帳
ちょっと方向性を変えて、池上本門寺の参道にある日蓮宗新聞社直営ショップでも御首題帳が購入できます
B6判12×18㎝
1200円
WEBショップでは売り切れになっていましたが、直営ショップでは店頭に並んでいました(2018年2月)
こちらは日蓮聖人降誕800年記念御首題帳
13.5×18.5㎝
1500円
在庫があれば通販でも購入できると思います
詳細はホームページにて
ちなみにこちらのマスコットキャラ「こぞうくん」は大変愛らしく、思わずグッズを買ってしまいそうになってしまいました(笑)
日蓮宗のイメージが変わってしまいそうです
大本山 龍華 具足山 妙顯寺の御首題帳
通販でもOKなら・・ということで、京都の大本山 妙顯寺です
こちらは京都(洛中)で初めての日蓮宗寺院とのことです
申し込みフォームもあって題字の記入の有無まで指定できる親切ぶりです
12×18センチ、赤と紺があります
1200円
かっこいいな、時間があったらここで申し込んだかも
大判タイプは結構少ないですね
本山 大坊 長崇山 本行寺の御朱印帳
池上本門寺の支院・末寺を代表するという意味の「大坊(だいぼう)」 本行寺です
日蓮聖人御臨終の間があり、最後の講義をされたときに寄り掛かっていた柱に触れることもできます
こちらもシンプルできれいな御朱印帳ですが、残念ながら表に御朱印帳の刻印が・・・
11×16サイズ
2000円
大本山 正中山 法華経寺の御首題帳
こちらは日蓮聖人が初めて開いた寺院で、日蓮真筆の観心本尊抄・立正安国論(ともに国宝)がおさめられています
祖師堂と五重塔がデザインされています
11×16サイズ
1000円
まとめ
今回は、最後に紹介した中山 法華経寺の御首題帳にしました
寺院の御朱印は書いていただける文字の数がおおかったり、印が大きめだったりするので大きめの御朱印帳でいただいていますが、今回探した寺院オリジナルの帳面サイズは小さめのほうが多かったみたいです
御朱印帳に比べてあまり数がなさそうで2冊目以降苦労するかなと思いましたが、今回見つけただけで十分足りてしまいそうな気がしました(笑
御首題というと御朱印帳とは分けて準備しようと思われる方も多いと思います
御首題帳選びにお役に立てれば幸いです
修禅寺 ~弘法大師が開いた修善寺温泉街の中心寺院~
(参拝日:平成27年9月20日)
伊豆地方、修善寺温泉へとやってきました
修善寺温泉へは三嶋駅から伊豆箱根鉄道で30分+バスで約10分、東名沼津からは有料道路経由で約30分となっています
ちなみに三嶋から修善寺までの中伊豆を走る伊豆箱根鉄道は西武系、東伊豆を伊東から下田まで走る伊豆急行は東急系の鉄道会社で、かつてはその勢力争いから伊豆戦争とまでいわれたそうな
できれば西伊豆まで鉄道を敷いていただきたかった(現状バス路線のみ)
福地山修禅萬安禅寺(修禅寺)
福地山修禅寺は、静岡県伊豆市修禅寺にある曹洞宗の寺院で、正式には福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)といい、ご本尊は大日如来です
修禅寺は初期は真言宗、途中臨済宗になり、最終的に曹洞宗に改宗されたとのこと、昔はお寺ではなくその時の代表たる人物によって宗旨替えはよくあることだったそうです
(伊豆88の寺院を見ていると真言宗から曹洞宗に代わったところがかなりありました)
ただ2回宗派が変わったとはいえ、修禅寺は真言宗時代を470年、臨済宗時代は210年、曹洞宗時代を518年とスケールが違いすぎます
地名と寺院名は「善」→「禅」ですが、曹洞宗に改宗の際に改められたのではないかという説もあるそうです
このあと回ることになる伊豆八十八ヵ所の88番(結願)札所と伊豆中道三十三観音霊場の33番札所にもなっています
車のほうが便利・・とは思いますが観光地ですので近隣の有料駐車場を利用することとなります
公式サイトはこちらです
御朱印
本堂右手の寺務所に御朱印受付があります
分っているだけで伊豆88と中道33の札所になっているはずですが、御朱印は1種類だけしか確認できていません
次に参拝したときに聞いてみようかと思います
御朱印帳も扱っているようですが、汎用でオリジナルのものはないみたいです
御朱印は300円でした
ご本尊大日如来の御朱印
伊豆88の御朱印も同じなのかな?
伊豆88専用納経帳は大日如来の上に本尊の文字がありました
というか平成 年・・・と印刷されてますね・w・;
元号変わったらどうするんだろう・・・
境内散策
このころはあまり写真を撮っていなかったのですorz
本堂
観光のひとたちでにぎわっていました
境内は植木もよく手入れされています
事務所の横側に御朱印受付が
値段も書かれていて、とてもわかりやすい(笑)
参拝を終えて
次回は伊豆88結願で必ず行くとおもうのですが、奥の院に行きたいのとご本尊開帳に行きたいと思っています
>ご本尊特別拝観(11/1~10)
http://shuzenji-temple.com/gyouji06.html
>奥の院の星祭
http://shuzenji-temple.com/gyouji08.html
さてさて次はいつになりますやら・・・